雹(ひょう)被害で車両保険を使う際に知っておくべき4のコト

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調布の雹被害

愛車が雹(ひょう)被害に遭ったら車両保険の適用対象なのかが気になりますよね。

2014年6月24日、東京の三鷹市、調布市を中心に大粒の雹(ひょう)が降りました。この雹の影響で辺り一面が真っ白になり、まるで6月に雪が降ったような異様な光景でした。中には数十センチも積もった場所もあるとか。

三鷹・調布での雹はかなりの大きさで、Twitterでは「ウーロンハイの氷として使える」といったつぶやきも見られました。それほど大きな氷が上空から落ちてきて、車の屋根やボンネットに当たれば傷ついたり凹んだりしてしまうのは当然です。

つまり、雹はれっきとした災害であり、車両保険が適用されます。詳しくは「飛来中または落下中の他物との衝突による損害」に当たります。ここでは知っておくべき4のポイントを記載します。

■ 目次

一般車両保険の他に車対車+Aも適用対象

車両保険のタイプには一般タイプ(オールリスク型)、限定タイプ(車対車+A)、車対車などがありますが、自然災害は車対車+Aの車両保険でも保険適用対象です。つまり、雹被害についても保険が効きます。

※ここでは限定タイプの車両保険を「車対車+A」と呼んでいますが、保険会社によっては「エコノミー型」や「車両危険限定特約」と呼ぶこともあります。

車対車+Aの「+A」とはAccidentのAであり、Accidentは盗難や災害を意味しています。つまり、車対車の保険にプラスして盗難や災害による保険が付随するタイプと言えます。

雹被害への損害補償についてまとめると以下の通りです。車両保険なしの場合に適用されないのは当たり前ですが、車対車のみの車両保険に関しては雹被害で保険が適用されません。

屋根なしの青空駐車場に車を停めている方は、雹を考慮して車両保険に入る必要がありますね。

一般車両保険 車対車+A 車対車 車両保険なし
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雹などの自然災害は1等級ダウン事故扱い

車両保険が使えるのは分かりましたが、気になるのは等級ダウンです。もし等級が下がるのならば、修理費によっては保険を使わない方が得な場合があります。

以前は自然災害による車両保険適用時は「等級据え置き事故」の扱いでしたが、2012年10月1日以降の契約の場合は「1等級ダウン事故」となっている保険会社がほとんどです。

飛来中または落下中の他物との衝突による損害で車両保険を使った場合に当てはまるという理由です。

これはユーザー側からするとかなり痛い変更です。

予測できない自然災害は避けようがなく、等級を下げないでほしいという思いは当然ですが、保険会社の立場で考えると、自然災害時は多数の被害者が発生して保険金の支払いが多額になってしまうため、このような処置になったと予測できます。

例えば、2011年にタイで大洪水がありましたが、この時の航空写真では車がまるで水に浮かべたミニカーのようでした。

まるでミニカー
※日本経済新聞Web刊 2011/10/19の記事より

大量の車が一斉に被害に遭うと、その損害補償額はとんでもない額になるでしょう。車被害だけに限りませんが、一般社団法人日本損害保険協会が発表している平成23年度の自然災害に係る正味発生保険金は国内2,217億円に対し、タイ大洪水5,017億円となっています。

タイの洪水被害がいかに凄まじかったか分かります。

気象庁のデータで事故日の特定をする

今ではTwitterやブログなど個人が残している情報が大量にありますから、災害が起きた日がいつだったかの確認は比較的容易になりました。

ただ、雹による傷や凹みの修理に車両保険を使用する場合、保険会社への申請時に事故日(実際に雹が降った日)を申告する必要があり、申請には気象庁のデータなど公的なデータを証明書として使うのがベストです。

冒頭の三鷹・調布の例ですと気象庁発表の以下のようなデータがあります。
平成26年6月24日の大雨に関する東京都気象速報

被害に遭った災害のデータを探してみましょう。

保険会社の担当者への連絡と時効について

雹被害に車両保険が適用できることを知らない人は意外と多いようです。

たとえば、平成12年に千葉県と茨城県を中心に発生した雹で多くの車が破損しましたが、その損害が車両保険の対象だということを知っていた契約者は少なかった模様で、保険会社に連絡しなかったために保険金を受け取れなかったという話ですが、これは実にもったいない話です。

保険会社の担当者は、

「この前の雹でお車は傷ついていませんか?車両保険で修理できますからご安心ください。」

なんてことをわざわざ連絡してきてはくれません。むしろ顧客が知らずにいて、保険金を支払わずに済むほうがいいと思っているのです。

交通事故による破損であればすぐに保険会社に連絡する人がほとんどだと思いますが、雹のような自然災害の場合、車両保険が思い浮かばないものです。加入している保険の補償内容を詳しく知っておくことが重要ですね。

そして、保険の適用には時効があることも知っておきましょう。

商法第663条には、「保険金額支払の義務及ひ保険料返還の義務は2年保険料支払の義務は1年を経過したるときは時効に因りて消滅す」とあります。つまり、保険金の支払い義務は2年経過すると時効によって消滅すると法律で定められています。

破損事故が起きたらすぐに保険会社に連絡しましょう。そうしないと、せっかくの権利をふいにしてしまいます。

まとめ

いかがでしたか?愛車が雹で傷付いた際の参考になったでしょうか?
せっかく車両保険に入るのなら、予期せぬ自然災害にも対応してほしいですよね。

ちなみに…

隕石は車両保険の 対象!
噴火は車両保険の 対象外!

隕石は飛来物ということで、車両保険で補償されますが、噴火で飛んできた岩石は落石扱いとなり、車両保険で補償されないんです。

…なんだか腑に落ちないのは私だけでしょうか?

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