車両保険の加入率が案外低い理由※全国平均43.0%

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車両保険の加入率

事故で高額の修理代が発生するときに備えて加入しておきたい車両保険ですが、2014年3月末時点の数字で、加入率が全国平均でも43.0%という事実をご存知でしょうか?

ほとんどの方が加入する対人補償、対物補償といった任意保険に比べ、車両保険の加入率は案外低いように感じるかもしれません。

ただ、加入率が低いのには理由があります。ここでは具体例を挙げながら、車両保険に加入するべきタイミング等についてまとめてみました。

■ 目次

1.車両保険には加入するのが一般的か?

まずは車両保険について、きちんと理解することが重要です。保険には等級制度があり、等級が上がるにつれ毎年の保険料が安くなります。具体的に言えば、保険の割引率が高くなります。

ただし、保険を使用した場合は、翌年の等級が下がってしまいます。自動車保険の中でも、車両保険の保険料は特に高額のため、実際に事故を起こした場合でも車両保険を使わず自費修理したほうがいい場合さえあります。

「それなら車両保険に加入する意味ってあまりないのでは?」 そう思われるのが普通です。

ただし一般的な例を挙げれば、例えば10等級以上で修理費が10~15万円程度であれば、車両保険を使って修理したほうが得になることが多いです。さらに20等級に近いような場合で考えれば、保険料の割引率が高く、車両保険を使って等級がダウンしたとしてもそれほど保険料はUPしないため、5万円程度の修理費でも保険を使ったほうがお得になります。

つまり、以下に当てはまる場合は車両保険に加入するメリットがあまりないかもしれません。

  • 自動車保険に加入したばかりで等級が低い
  • 年齢が若く○○歳以上限定の補償を付けれらない
  • 車両価格が低いクルマに乗っている

若いうちは車両保険に入らずに安いクルマに乗って、等級が上がってきて、高いクルマに乗るようになったら、その際に車両保険への加入を考えるという選択もありだと思います。

2.車両保険の有無によって掛け金が2~3倍に

車両保険の有無によって、保険料がかなり違います。それ以外の補償内容が同じで、車両保険に入るかどうかでどれだけ違うのか、三井ダイレクト損保の無料見積りサービスで試算してみた結果が以下の表です。

★ 条件 ★

メーカー名 トヨタ
車名・型式 ヴィッツ・NSP130
初年登録年月(初度検査年月) 平成25年10月
仕様 1300 F
ノンフリート等級 6等級(G)
その他 主に通勤・通学使用
本人限定特約なし
車両保険一般タイプ

 
★ 結果 ★

年齢問わず補償のエコノミータイプで、

  • 車両保険有り … 363,680円
  • 車両保険無し … 195,820円

極端な例を挙げてみました。年齢問わず補償の車両保険有りは相当高い保険料になってしまいます。ただ、車両保険の有無だけで保険料はほぼ半額にまで下がるのが分かります。等級の低い間は対人補償と対物補償にのみ加入して、車両保険は未加入という選択肢は現実的です。

ここで、他条件は同じままで、本人限定特約を有りにして、35歳以上補償に限定すると、

本人限定特約あり・35歳以上補償のエコノミータイプで、

  • 車両保険有り … 83,470円
  • 車両保険無し … 55,340円

車両保険の有無による違いが3万円以下の差になりました。等級が上がってくれば差はさらに縮まります。

このシミュレーション結果からも、自動車保険に長年加入して等級が上がり、年齢も上がって○○歳以上補償と補償範囲を限定すれば、車両保険を付けた場合でもそこまで保険料が高くならないことが分かります。

3.都道府県別の自動車保険加入率

車両保険の加入率は以下の発表資料をご覧ください。
自動車保険の都道府県別加入率

2014年3月末のデータでは、全国平均で43.0%です。つまり、半分も加入していないというのが現実です。

ただ、ここまでお読みいただいた方には分かる通り、車両保険に無理して加入する必要もありません。基本的には事故を起こさないように注意して運転し、もし不注意等で車体に傷がつき、修理が必要になった際は自分を責めましょう。決して車両保険に加入しておけば良かったと思わないことです。

一般的に、車両保険を使うかどうかの目安は10万円と言われています。大きな理由は「免責」です。

免責は一般的に5-10万円や0-10万円といった設定になっていることが多く、免責で5万円払わなければならないのであれば、翌年以降の等級ダウンを考慮すると残りの5万円も自分で出した方が特になるケースがあるからです。

4.保険未加入の車と事故を起こした場合

一番やっかいなのは、相手に100%過失がある事故についてです。

この時相手の自動車保険から補償されるわけで、事故によるケガなどには対人補償、事故で車両に修理が必要な場合は対物補償、となるわけですが、相手が対物補償に入っていないような無責任な場合はどうなってしまうのでしょうか。

あくまでも相手に全部補償してもらうというのが理想的ですが、そういった相手はまともに交渉できない人間であることがほとんどで、優秀な弁護士を付けても交渉は難航するという話も聞きます。

そんなとき、相手に過失がある事故でも自分の車両保険を使って修理するという手段をとらなければなりません。ここで、無保険者傷害保険(特約)に加入していると、相手に過失がある事故の修理に車両保険を使っても、翌年の等級がダウンしないというメリットがあります。

自分がいくら注意深く運転していても、信号停止中に後ろから追突されるなどのもらい事故に関してはどうしようもないため、そういった事態に備えて特約に加入しておくことも考えるべきでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。等級が低い間と年齢が若い間は保険料が高く、特に車両保険の有無で大きく保険料が違ってくるため、無理して車両保険に加入する必要はないことが分かったと思います。

全国平均の加入率を見ても43.0%ということで、半分も加入していないことが分かります。だからといって、実際に事故を起こしたときは『やっぱり入っておけばよかった…』と落ち込むことは間違いありませんので、等級がある程度上がり、保険料が下がってきたら車両保険への加入を検討してみてはいかがでしょうか。

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