交通事故!もしも加害者が任意保険に未加入だった時の対処法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
任意保険未加入事故

交通事故の加害者が任意保険に未加入だった場合、被害者側はどうすべきなのでしょうか。

交通事故は自分の不注意で起こるケースもありますが、相手が一方的に悪いケースもあります。例をあげれば、信号待ちで停車しているところに後ろから追突された場合などですね。

事故で車体が傷ついたり、搭乗者が怪我をしたりすると高額の賠償費用が必要になりますので、日本人の多くは自賠責保険の他に任意保険や車両保険に入っています。

ただ、中には自賠責保険以外は入っていないという方もいます。ここでは加害者が任意保険未加入だった場合に、被害者が取るべきベストな方法についてお伝えしたいと思います。

■ 目次

加害者が任意保険未加入の場合

今回は自分が被害者のケースで考えてみます。

信号待ちで停止していたところ、後続車が前方不注意で突っ込んできた、俗に言うオカマを掘られた状況を想定します。当然コチラに非はありません。過失割合で言えば10:0で相手が悪い状況です。へこんだ車体の修理代は相手持ちですし、むち打ちなどになれば治療費も請求できます。

ただ、加害者側が任意保険や車両保険に入っていない時はどうなるでしょうか。これも当然ですが、加害者が賠償額を自費で負担することになります。保険に入っていなかったために数十万円、時には数百万円以上の治療費や修理代を支払う必要があるのです。

ただ、加害者がお金持ちですぐに支払い可能な場合は問題ないのですが、経済的に厳しく支払い能力がない場合や、不誠実な人間で支払いを拒否する場合、金銭面で折り合いがつかない場合など、支払いが滞るケースが多々あります。

こんな時、被害者側はどうすべきなのでしょうか。

実際のところ、被害者側が自身の自動車保険を使うケースも多いようです。車を壊されて修理代も治療費も自腹なんて最悪ですが、自賠責保険の補償範囲は狭いです。

加害者の自賠責保険で損害賠償できる範囲

任意保険に加入していない人でも、自賠責保険には必ず加入しています。これは法律で加入が義務付けられていますので、もしも未加入だとすれば1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。

ケガについては、被害請求をすれば加害者が加入している自賠責保険で補償されます。ただし限度額は120万円で、治療関係費、文書料、休業損害、慰謝料が補償範囲です。(死亡で3,000万円、後遺障害で75万円~3,000万円の補償)

しかしながら、壊れた車体は自賠責保険では修理できません。自賠責保険の補償範囲は人身事故による損害のみで、物損事故に関しては補償対象外となっています。車体を直すには車両保険への加入が必要になります。

日本の自動車保険は自賠責保険と任意保険が組み合わさった構造です。治療費等の損害額が120万円未満の場合、自賠責保険から支払われるため任意保険は利用されません。

ただ現実問題として、自賠責保険の補償範囲では足りないケースが多く、任意保険でカバーする形となります。

泣き寝入りせず弁護士を付けて賠償請求をする

加害者が無責任な場合や、支払い能力がなく示談が成立しない場合など、保険金の請求をしても賠償金を受け取ることができません。

しかし、このような被害者を保護するために、被害者が加害者の加入している自賠責保険会社(組合)に直接、損害賠償額を支払うよう請求できます。これを「被害者請求」と言います。加害者の加入している自賠責保険会社を知るには、交通事故証明書に記載があるので確認してください。

ただ、自分に一切非がないのに、相手の保険会社によっては無茶苦茶な難癖を付けて保険金の支払いを渋ることも多いと聞きます。そういった無責任な態度が許せないということであれば、専門家である弁護士を付けて賠償請求することをオススメします。

弁護士費用特約」に加入していれば保険会社から弁護士費用を受け取れるため、弁護士に相談して解決してもらうのが一番です。加入している場合は、どんな些細な事故であっても使うべきでしょう。弁護士費用特約を利用しても翌年の等級には影響ありません。

自動車保険や自動車共済の加入率

日本損害保険協会が発表している統計結果(※)を参照すると、対人賠償保険、対物賠償保険の加入率は全国平均するとどちらも同じ数字で73.4%です。これは同時に加入する人がほとんどなので、近い数字になるのだと考えられます。
(※)『自動車保険の都道府県別加入率

意外に高い数字に思えますが、裏を返せば4台に1台は任意保険に加入していないという意味でもあります。死亡事故を起こした場合など、自賠責保険だけでは賠償しきれない額になることがほとんどですから、100%近い数字になるほうがむしろ普通に思えます。

特に沖縄県の52.9%という数字は低いですね。車が2台あれば1台は加入してないという数字です。沖縄県民は事故に対する意識が低いのでしょうか。

このような交通事故に対する意識の低い人に事故をもらってしまう時に備えて、「無保険車傷害特約」があります。

無保険車傷害特約とは、死亡事故または後遺障害が残る事故を運転手および同乗者が被り、事故の加害者が任意保険に未加入で賠償額が払えない場合、自分が加入している保険会社が代わりに支払ってくれるという特約です。自身が契約している対人賠償保険と同じ額の範囲内で補償してもらえます。(無制限の場合は限度額2億円)

対人賠償保険の加入率から考えると、4回に1回は無保険車との事故という確率なので、万が一に備えて無保険車損害特約も検討するべきでしょう。

自分の車両保険を使って修理する時の注意点

過失割合が10:0のもらい事故であっても、一般車両保険に加入していれば、自分の車の損害を補償することが可能です。ただし、車両保険を使うと3等級ダウンしてしまいます。これは痛い。

そんな時覚えておきたい特約として「車両保険無過失事故特約」があります。

車両保険無過失事故特約とは、今回想定したような過失割合が10:0でこちらに全く非がない場合の事故については、相手が無保険車で自身の車両保険で修理した場合でも等級が下がらないという特約です。

ただ、車両保険無過失事故特約を取り扱っている保険会社が少ないのが現状です。損保ジャパン日本興亜などの代理店系損保の車両保険に付帯されています。

車両保険を検討する際は必ず頭に入れておきたい特約ですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「自分は安全運転だし、必要最小限の保険内容にしておけばいいや。」と考えていた方も、加害者が自動車保険未加入の場合のもらい事故には意外と対応できないことがお分かりいただけたのではないでしょうか。

自動車保険に限らず保険の契約書は小さな文字で書かれていて、契約している本人もわかっていないような内容があるかもしれません。細かい内容にウンザリせずに、しっかりと内容を把握しておき、足りないと思う部分があれば上記に挙げた特約などを考えてみるのもいいと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【無料】信頼できる自動車保険をご紹介します。

自動車保険に入るときに一括見積りしたところ、同じ保障内容で保険料が約25,000円も安くなりました。中には50,000円以上安くなった人も!?

保険スクエアbang! 自動車保険では、複数の保険会社に見積もり依頼ができ、自分に合った保険が見つかります。申込はたったの5分で終わります。

【無料】最大19社の自動車保険を一括見積もり

保険スクエアbang


車を高く売りたい時は無料一括査定がおすすめ

私がトヨタのカローラを複数の買取会社に査定依頼したとき、査定額が一番高い会社と一番低い会社では21万9000円もの差がありました。

車買取比較の「ズバット」は150社以上の中から最大10社に絞って、無料で一括査定が出来るサイトです。申込は1分で終わり、すぐに高額査定の会社が分かります。

【無料】最大10社の見積もりで一括査定


自動車保険の一括見積もり比較

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*